衆院選 岡山県内で期日前投票開始 全27市町村の計74カ所
衆院選(27日投開票)の期日前投票が16日始まった。岡山県内では全27市町村の計74カ所に投票所が設けられ、有権者が早速1票を投じた。 岡山市北区大供の市役所本庁舎では、訪れた市民が当日投票できない理由を宣誓書に書いて提出。小選挙区と比例代表の投票用紙に候補者名、政党を書き込んで票を投じた。 同市では急な衆院解散の影響で投票所入場券が届いていない有権者もいるが、選挙人名簿で本人と確認できれば受け付けている。 投票した同市北区の男性医師(62)は「景気回復と賃上げを実現させてくれそうな候補者を選んだ」と話した。 県内の期日前投票所は17~25日の間に津山、笠岡、井原市など14市町で36カ所が追加され、最終的には計110カ所となる。期日前投票は一部を除いて26日までで、時間は基本的に午前8時半~午後8時。最高裁裁判官国民審査も受け付けている。 2021年の前回衆院選では、県内の期日前投票者は32万777人(小選挙区)で投票総数の40・1%を占めた。