【ソフトバンク】母に日本酒を送ったドラ4・村田賢一の喜び「自分で稼いだお金で…」
今度は結果で恩返しを――。ソフトバンクのドラフト4位・村田賢一投手(22)が12日、筑後にあるファーム施設で行われた投手練習に参加した。 この日、一軍で行われた5試合は母の日にちなんでピンクをあしらったバットなどが使用され、グラウンド上から感謝の気持ちが伝えられた。村田は先月中旬からファームで再調整の日々を送る。それでも「母は接待などで、お酒の席もよくあるんですよ」と前置きしつつ「『而今(じこん)』という日本酒が好きなんですが、今回は趣向を変えて『鍋島』という日本酒を送りました」と明かした。 以前にも母の日にプレゼントを送ったことはあったという。ただ、これまでとは違った喜びもあったという。 「今回は自分で稼いだお金でプレゼントすることができたのでうれしかったです」 誰に頼ることなく昨秋のドラフトで指名がかかり、鷹の門をくぐった。そして手にした契約金と年俸。そうした初めてプロ野球選手として手にした給料から恩返しできたことは格別な思いだったようだ。 前回登板したのはウエスタン・リーグでのオリックス戦。2番手でマウンドに上がり、4回を77球5安打4失点の内容だった。もちろん本人も納得できる結果であるわけがなく、課題を克服して再び一軍の舞台を目指す。
東スポWEB