和歌山県由良町長選・現職山名氏が無投票再選
任期満了に伴う和歌山県由良町長選挙が、4月16日告示され、無所属の現職・山名実氏(67)のほかに立候補者がなく、無投票再選が決まりました。 山名氏は由良町出身で、由良町議会議員3期目の途中だった2020年、新人3人による三つ巴の町長選挙で初当選し、2023年12月の定例町議会で再選に向けて立候補を表明していました。 山名町長は2期目の抱負について「新型コロナ対応で後回しになっていた子育て世代や高齢者の支援をはじめ、若者の定住や観光・特産品発信などに全力を挙げたい」と語り、小中学校の給食無償化や、80歳以上の町民へのバス・タクシー無料券の配布を75歳以上に引き下げる方針を示しました。 またこの日は、前回の選挙で当選者数が定数割れを起こし1人欠員となっていた由良町議会議員の補欠選挙も告示され、無所属の新人で元・中学校教諭の岩崎武司氏(62)が無投票で初当選しました。