センバツ21世紀枠県推薦で、米子西表彰 チームづくり誓う /鳥取
鳥取県高野連は12日、来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」県推薦校に決まった県立米子西高校(米子市、酒井信彦校長)野球部を同校で表彰した。部員22人(マネジャー2人を含む)は選出を励みに、同校の甲子園初出場に向けたチームづくりを誓った。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 県推薦校に選ばれたのは6回目。県立境高校(同県境港市)を率いて夏に甲子園出場、秋に県大会優勝の経験がある坂口健一監督のもとで力を付け、今年は夏秋の県大会でベスト8の好成績を残した。鬼村康生主将(2年)は選出について「甲子園に出場し、さらに1勝しようと練習している。甲子園が身近に感じられてとてもうれしい」と喜んだ。 坂口監督は「選出は先輩方の積み重ねがあってこそのものなので、部員たちは誇りに思っている。取り組んでいる練習は間違いのないものなので、あとはいかに勝てるレベルに上げるかだ」と話した。 21世紀枠は12月13日に全国9地区の候補校が発表され、来年1月24日、甲子園に出場する2校が決まる。【阿部浩之】