町で初の仮設住宅完成「前向きに生活して頂ければ」大森町長が視察 能登半島地震で被災した石川県能登町
能登半島地震で被災した石川県能登町で初めてとなる仮設住宅66戸が、28日に完成し、3月1日から始まる入居を前に能登町の大森町長が視察しました。 【写真を見る】町で初の仮設住宅完成「前向きに生活して頂ければ」大森町長が視察 能登半島地震で被災した石川県能登町 仮設住宅は、能登町鵜川の小学校跡地のグラウンドで先月15日から建設が進められ、66戸が完成しました。29日は大森凡世町長が視察に訪れ、仮設住宅の設備などを確認しました。 完成したのは単身用の1Kと1DKが35戸、2人から3人用の2Kと2DKが26戸、4人から5人用の3Kが5戸の合わせて66戸で、台所やエアコンのほか敷地の中央には集会所も設けられています。大森凡世町長は「この地区の人も入居された事によって、前に進むきっかけになると思いますので、新たな気持ちで前向きに生活して頂ければなと」と話していました。 能登町鵜川の仮設住宅は、3月1日から入居がはじまる予定です。また能登町では仮設住宅318戸の建設が進められていますが、これまでに613世帯の申込みがあったということです。
北陸放送