英アンドルー王子に新たな"スキャンダル疑惑"。王子は「絶望的な状況」「なんにでもすがる」と文書で暴露も
2019年、性的搾取や人身売買などで起訴され、勾留中に死亡したアメリカの富豪、ジェフリー・エプスタイン被告との関係を巡るスキャンダルを受け、公務を引退しているヨーク公爵アンドルー王子。だが、それでもチャールズ国王の弟であり、ロイヤルファミリーの一員であることに変わりはない。 【写真】濡れ衣を晴らそうと必死…?スキャンダル続きのアンドルー王子の基本プロフィールを見る そのアンドルー王子が、今度は"中国のスパイ"と疑われる男性と交流していたことが明らかになり、再びニュースのヘッドラインを飾っている。『BBC』などが報じたところによると、王子の「親しい友人」だったというその人物は、安全保障上の理由でイギリスへの入国が禁じられている。 氏名の公表が認められておらず、「H6」と呼ばれているその男性は、2020年にはアンドルー王子の誕生日パーティに招かれていた。また、中国の投資家たちとの取引では、王子の代理として行動することが認められていたという。 『デイリー・テレグラフ』紙はこの件を伝える記事に、王子のすぐ後ろに立つ男性の写真を掲載しているが、その顔にはモザイクがかけられている。 王子とこの男性の関係が今になって明らかにされたのは、移民不服申立審判所が2024年12月12日、特別移民上訴委員会が示した判断の詳細を公表したため。2023年にイギリスへの入国を禁じられたH6は、その決定の見直しを求め、上訴していた。 公表されたその文書には、H6とアンドルー王子のスタッフとのやり取り内容や、王子とH6の関係についての詳しい情報が記載されている。2021年8月24日付の文書には、「(公爵に関する)主なポイント」として、「王子は現在絶望的な状況にあり、何にでもすがり付こうとするだろう」などと記されている。 この文書は、王子の判断力と、その親しくしていた人々についてのさらなる疑問を投げかけている。また王子については現在、今の収入源と、王室が所有するウィンザー・エステート内に建つ豪邸、ロイヤルロッジでの暮らしを続けることができるのかどうかということについて、特に関心が集まっている。
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