「自分もやらないと、代表に残っていけない」18歳MF谷川萌々子がなでしこJで生き残るために心掛けているのは?「感じたのはヤマさんの…」
国内合宿3日目はハードなメニューに
「だいぶ落ち着いてきました」 18歳のボランチは、A代表の活動にも徐々に慣れてきた様子だ。 【PHOTO】パリ五輪アジア最終予選、北朝鮮との2連戦に挑む日本女子代表招集メンバー22名を一挙紹介! なでしこジャパンは2月15日、パリ五輪・アジア最終予選の北朝鮮戦に向けた国内合宿3日目を迎えた。 比較的、軽いメニューで汗を流したここまでの2日間と違い、今回は攻守が激しく何度も入れ替わる1対1やミニゲームなど、ハードなトレーニングを実施。なかにはひざに手をつき、苦しい表情を浮かべる選手も見られた。 MF谷川萌々子は、「今日は特に強度の高い練習をした。徐々に大会に向けて、試合に向けて良い準備ができているんじゃないかなと思います」と手応えを示す。 谷川は昨年11月に行なわれた国際親善試合のブラジル戦で初キャップ。まだ経験が浅いからこそ、今回の合宿では積極的に周囲の選手とコミュニケーションを取り、先輩方の良い部分を“吸収”しようと必死だ。 「周りには経験が豊富な選手たちばかりなので、そういった選手たちをよく観察したり、話しをしたりして、日々たくさんのことを学んでいます」 なかでも、国際Aマッチ65試合に出場しているベテランGK山下杏也加の練習に臨む姿勢に刺激を受けたという。 「感じたのはヤマさんのトレーニング前の準備。すごく(身体の)ケアをしていて、筋トレもしていた。自分もそうやってやらないと、代表に残っていけないと強く感じています」 谷川はパリ五輪に向けた熾烈なメンバー争いを勝ち抜くため、常に危機感を持ちながら、自分にできることに全力で取り組んでいる。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)