21世紀枠県推薦の川口市立高を表彰 優秀選手16人らも 県高野連 /埼玉
3月19日に開幕する第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」の県推薦校に選ばれた川口市立高校と、2019年夏の埼玉大会で活躍した優秀選手16人らの表彰式が29日、さいたま市大宮区の市民会館おおみやで行われ、県高野連などから表彰状や記念の盾が贈られた。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 川口市立は19年秋の県大会で33年ぶりに準決勝に進出。県内の公立高校で唯一4強入りを果たしたものの、関東・東京地区の候補には入らなかった。西澤虎太朗主将(2年)は「推薦校に終わってしまった悔しさはあるが、選ばれたことに誇りを持って頑張っていきたい」と表情を引き締めた。 優秀選手には、広島東洋カープにドラフト4位指名を受けた花咲徳栄の韮澤雄也選手(3年)らが選ばれた。日本学生野球協会表彰を受けた花咲徳栄の吉倉英俊元主将(同)は「うれしい。全員で勝ち取った賞だと思う」と笑顔を見せた。進学先の玉川大でも野球を続けるという。センバツ出場を決めた後輩たちには「自分たちがつかめなかったチャンス。甲子園で暴れてきてほしい」とエールを送った。【平本絢子】