7日まで「水道週間」きれいな水を守ろう 小野保育園児が大田川にアユ放流【宇部】
第66回水道週間(1~7日)の一環行事として、宇部市水道局(秋田浩二局長)は3日、市の水源の小野湖に流れ込む大田川の宇内橋付近でアユの稚魚を放流した。小野保育園の園児7人と地元住民がバケツから1000匹を清流に放ち、これからもきれいな水を守っていくことを誓った。 コロナ禍などもあり、園児が放流に参加するのは5年ぶり。泳ぎ出した稚魚に向け、「元気に育ってね」などと声を掛けていた。 同週間は、水道の現状や課題、今後の取り組みについて理解を深めてもらうことが目的。今年のスローガンは「たいせつに みずはみんなの たからもの」で、今年度から国の水道行政を所管する国土交通省と環境省、都道府県をはじめとする各自治体の水道事業体がさまざまな広報活動を展開する。 同局では、週間中の午前9時~午後4時に広瀬浄水場と桃山3号配水池展望塔を一般公開(前日までに要予約)。施設見学を通じて、市民に水道の大切さを訴えていく。