[新型ランドクルーザー250]に「面談申込書」があるってマジかよ!! ランクル250の今が衝撃
■シリーズ中には新車価格より高いモデルも…
そんなランドクルーザー・シリーズの中古車市場に目を向けてみても、その人気ぶりに驚かされる。 例えば、2010年式のランドクルーザー プラド2.7TXは新車時価格400万円弱だったものが、走行13万kmながら200万円ほどで流通している。この値落ち率、比較対象としては適していないかもしれないが、フェラーリカリフォルニアと同等である。 ランドクルーザー200は5年前よりも高値で流通していて、ランドクルーザー300やランドクルーザー70(2014年の復刻版以降)は新車時価格よりも高値で流通しているのだ。 ランドクルーザー・シリーズでは、年式や走行距離を問わず、それぞれの価格帯において根強い需要がある。また、海外からの引き合いも強いからこそ、このような中古車相場を形成しているのだろう。そう考えたら、ランドクルーザー シリーズは新車で"売ってもらえたら"ラッキーなクルマと呼べるかもしれない。 相次ぐヒット作による需要増はトヨタにとっては望ましいことだろうが、トヨタディーラーのセールスマンが売り手市場に慣れ過ぎて、消費者に損在にならないことを願うばかりだ。