2024年に入ってからは “3ゴール”のみ 得点ペースが落ちたベリンガムだが、指揮官は心配なし 「遅かれ早かれまたゴールを決めるだろう」
これまでが異常なペース
今シーズンよりレアル・マドリードに加入したイングランド代表MFジュード・ベリンガムは瞬く間にレアルのスターとなった。 すでにチームの新エースとして躍動しているベリンガムはここまで公式戦34試合で20ゴール10アシストという圧巻の成績を残している。リーグ戦でも24試合で16ゴールを決めているベリンガムだが、2024年に入ってからは公式戦13試合で3ゴールに留まっている。得点ペースが落ちてきたことを指摘されているベリンガムだが、レアル指揮官のカルロ・アンチェロッティは全く心配していない様子だ。 「落ちたのはベリンガムのゴールだ。20ゴールを決めたことは皆にとって驚きだった。今、彼は自分の仕事をしている。彼は攻撃的ミッドフィールダーであり、プレイメーカーだ。彼はセンターフォワードではない。ゴール数は少し落ちたが、彼のパフォーマンスは変わっていない。彼に何かが欠けているとは思わない。ただゴールだけだ。遅かれ早かれ、彼はまたゴールを決めるだろう」(英『90min』より) 得点ペースが落ちたことが懸念されているベリンガムだが、これまでのペースが異常だったと考えた方が普通だろう。アンチェロッティも言うようにベリンガムはストライカーではない。攻守に渡ってハードワークし、チャンスメイクをできるのも同選手の武器であり、チームに大きな影響を及ぼしている。 3-3の引き分けに終わったマンチェスター・シティとのCLラウンド8・1stレグでは厳しいマークにあい、苦戦を強いられたベリンガム。シティホームで行われる2ndレグで勝利するためには、ベリンガムの活躍は欠かせないが、新エースはこの大一番でチームを勝利に導くことができるのか、注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部