阪神が梵英心氏の招へい検討、2軍打撃コーチ有力 上本博紀2軍野手コーチは1軍打撃コーチへ昇格
阪神が、今季までオリックスで内野守備走塁コーチを務めた梵英心氏（44）の招へいを検討していることが17日、わかった。藤川新監督とは同学年の「松坂世代」で、2軍打撃コーチが有力とみられる。 【写真】阪神・熊谷敬宥と話をする上本博紀コーチ 梵氏は2006年大学・社会人ドラフト3巡目で広島に入団し、新人王を獲得。10年には43盗塁で盗塁王に輝いた。18年からは社会人のエイジェックでプレーし、19年限りで現役引退。21年からはオリックスで打撃、内野守備走塁コーチを歴任し、リーグ3連覇に貢献した。23年からは井端監督のもと、侍ジャパンで内野守備走塁コーチを務めている。 また、上本博紀2軍野手コーチ（38）の1軍打撃コーチへの昇格も判明。現役時代は173センチと上背はないが、球を遠くへ飛ばす技術を「小力がある」と評され、岡田前監督からは指導者としての能力を高く評価されていた。山崎憲晴2軍打撃コーチ（37）が2軍野手コーチに配置転換となる見込み。水口栄二打撃コーチ（55）は今季限りで退団する。
