まだ6割…全通見通せない田園地帯の「中央環状道路」 それでも一部区間の開通で交通量が3倍に
新潟市郊外で市が整備を進める「新潟中央環状道路」(全長約45キロ)のうち、2023年3月に南区の国道8号と西区の国道116号を結ぶ約9キロが開通したことにより、環状道路の交通量が1日当たり3倍以上に増えたことが、市の調査で分かった。 2023年に開通した区間の地図はこちら 南区上塩俵付近で調査した環状道路の交通量は、 国道8号と116号を結ぶ区間が開通する前は1日当たり2620台だったが、開通後は8120台と約3・1倍に増加した。 北区から、江南区、南区、西区を経由して西蒲区に至る環状道路。約45キロのうち、これまでに開通したのは約6割に当たる26・6キロ。残る区間の開通時期は未定だ。