カープ女子に生き物博士…SKE48メンバーは個性たっぷり「個が集まった時により強いチームに」
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> SKE48の熊崎晴香(27)入内嶋涼(さやか=25)藤本冬香(26)を取材する機会に恵まれた。グループの中でも際立った個性を放つ、メンバーたちの素顔をかいま見ることができた。 熊崎はグループの最新曲「告白心拍数」で初センターを務めるなど、グループの顔として活動。SKE48の魅力について聞くと「個々の強さです。いろんな分野に強いメンバーがいるというのは、グループを知ってもらえるきっかけになる。その個性が集まった時により強いチームになれると思います」と語った。 記者もこれまでにSKE48メンバーを数人取材し、“個性派ぞろい”の印象を受けた。表題曲センターを2回務めている末永桜花(22)は、根っからの鉄道好きでガンダム好き。荒井優希(26)はプロレスラーとしてインターナショナル・プリンセス歴代最多となる5度目の防衛を達成した。体力自慢の伊藤実希(22)は東京マラソンを4時間29分49秒で完走し「SASUKEアイドル予選会」にも出場するなど、メンバーおのおのが個性を強みに活躍の場を広げている。 中日ドラゴンズの取材や競馬予想で活躍する熊崎のほか、最新曲で初選抜入りを果たした入内嶋、藤本もなかなかの“個性派”だ。広島出身でカープの大ファンである藤本は「仕事が入らなそうな日の試合のチケットは全部買います!」という。 カープがリーグ首位を走っていた7月の取材時には、戦いぶりについて「守り勝つ野球と若手の台頭、この2つのポイントで今勝ってると思うんですよ。投手陣も安定していますし最高です」と熱弁。将来の夢にマツダスタジアムでの始球式を掲げており「優勝のリポーターをやりたい」と笑顔で話していた。 9月28日、巨人がカープ戦で4年ぶりのリーグ優勝を決めた時にはSNSを更新。「いったん今日は泣く!」としつつ、「巨人優勝おめでとうございます! カープファンとしては悔しいけど 巨人ファンの皆さんもおめでとうございます!」とつづった。コメント欄には「相手をたたえるのはほんまの野球女子」など、称賛の声が寄せられた。 一方「SKE48の生き物博士」として知られる入内嶋は、豊富な知識を武器に教育番組などに出演。生き物を好きになったのは父の影響だという。「本格的に好きになったのは小学校低学年で、初恋はカブトムシのメス。フォルムも好きですし爪を引っかける強さとか…。あと、背中に毛が生えてるんですよね。それを触るのが気持ちよくて大好きです」と魅力を語った。 生き物の中でも昆虫への愛は強く、昆虫食にも挑戦している。初めて食べたのはカブトムシのオスだったといい「まさか好きな昆虫を食べるとは思ってなかったんですけど、好きなものが自分の一部になったかのような気持ちになりました」と笑顔。昆虫食初心者に勧めたい虫を聞くと「食べやすいのはミルワームです」とアピールした。 それぞれ好きなものや情熱を傾けるものについて、目を輝かせながら語る姿は魅力的。パフォーマンスはもちろん、ステージとは別の場所で新たに輝きを放つメンバーの姿にも注目だ。【玉利朱音】