『七夕の国』©︎2024 岩明均／小学館／東映

　7月4日よりディズニープラスで独占配信される細田佳央太主演のドラマシリーズ『七夕の国』の本予告とキービジュアルが公開された。 【写真】『七夕の国』新場面写真 　本作は、岩明均の同名コミックを実写ドラマシリーズ化するもの。瀧悠輔、佐野隆英、川井隼人が監督を務め、脚本は瀧のほか、三好晶子、安里麻里が手がける。また、脚本協力として大江崇允が参加している。 　細田が演じるのは、“あらゆる物に小さな穴を空ける”という超能力を持つ平凡な大学生で「ナン丸」と呼ばれる主人公の南丸洋二。そのほか、藤野涼子、上杉柊平、木竜麻生、三上博史、山田孝之が出演する。 　公開された本予告は、気合いの発声とともに“物に触れず小さな穴をあける”という役に立たない“超能力”を発揮する平凡な大学生・ナン丸（南丸洋二）の姿から幕を開ける。その能力以外は平凡な日々で、後輩からは就職活動の心配をされる一幕も。そんな日常の和やかなシーンも束の間、物語の発端となる宙に浮く謎の●（まる）によって人の体がえぐられ消失してしまう衝撃的な怪奇事件が発生。ナン丸の通う大学の講師・江見早百合（木竜麻生）からナン丸の能力がその事件を起こした能力と「同じものだと思う」と告げられる。●（まる）の力に怯えながらも、ナン丸は自分のルーツがあると教えられた“丸神の里”と呼ばれる丸川町へ赴くことに。そこでナン丸は、ナン丸の能力を察し「あなたは手が届くものですよね」と謎めいた一言を告げる女性・東丸幸子（藤野涼子）と出会う。また、黒い球体を操る、明らかに人間を超越した能力を持つ幸子の兄・東丸高志（上杉柊平）からは「俺たちは選ばれた人間なんだよ」と言われ、ナン丸が特別な存在であることを示唆するシーンも。 　この旅の引率者でもある江見からは「この町は、何か隠している」と、散りばめられた謎へと誘う一言が。そして、幸子たちが毎夜苦しむ“町民だけが見る悪夢”、奇妙にも毎年6月に執り行われる“季節はずれの七夕祭り”、古えから他の干渉を異常に拒んできた“丸神一族の掟”、と球体の謎を解き明かす重要な3つの謎に関わるキーワードが次々と羅列されていく。そして「悪夢を、終わらせる」という確信に満ちた使命を口にする丸神頼之（山田孝之）の6本指の両手から作り出されるものとは。 　あわせて公開されたキービジュアルには、●（まる）の中に引きずり込まれたナン丸と、その後ろで目深に帽子をかぶったマスク姿の頼之の姿、さらには“閉ざされた町”丸川町の山々と、そこで執り行われる不気味な儀式の灯が写し出されている。その横には「●（まる）の謎 触れたら、エグられる」のキャッチコピーが添えられている。 　また、追加キャストとして、今は亡き幸子の母、東丸由紀子役で朝比奈彩、●（まる）によってさまざまなものがえぐられる事件を追う刑事・佐藤役で石田法嗣、高志の力を利用して怪しげなセミナーを開く八木原昭役で金田哲が出演することも発表された。