【独自】突如、生活道路が陥没!重さ10トンあるショベルカーが埋没 警察によると「道はかつて用水路だった」通行再開のめど無し 大阪・高槻市
大阪の住宅街、生活道路が突然陥没して、通っていたショベルカーが道の下に埋まりました。警察によりますと、19日午後5時半すぎ、大阪府高槻市明野町の道路を重さ10トンあるショベルカーが通行していたところ、突然陥没しました。 【画像を見る】陥没した道路、めり込んだショベルカー、住宅に接触 ここは”道路”でない可能性 ショベルカーは一部が道路下に埋まり、斜めになった状態で制止しました。ショベルカーのボディなどが、目の前の家のフェンスやブロック、ひさしに接触するなどして、一夜明けた20日午後現在も、現場に残っている状態です。 生活道路は通行止めとなっています。いつショベルカーを動かすのか、通行再開するかについては、目処が立っていないということです。 警察によりますと、この道はかつて用水路だったということです。時期は不明ながら用水路の上が道路となって、車などが通行している状態が長年続いているということです。
「地震みたいな音がした」
現場のすぐそばに住む人は「地震みたいな音がした。(この道は)工事の時以外は大きな車は走らない」と話していました。 住民が2階から撮影した画像では。地面にショベルカーがめり込んでいる様子がわかります。
ここは道なのか?高槻市の見解
高槻市から、このような話が聞けました。 陥没した場所は元々用水路で、時期は不明ですが、用水路として使わなくなったため、フタをした経緯があります。 市としては、そもそも「道路」ではないとの認識で、車が通ることは想定していなかったということです。 実際、車が通らないようにポールも設置されていました。 ところが実態としては、住民によると、車、バイク、自転車、時に工事車両が通ることもあったということです。 警察によりますと、ショベルカーを撤去するための重機が、そもそも近づけるのかどうか分からないこと、などから、復旧の目途はたっていないということです。