天候に恵まれた「横浜マラソン」 2万5542人がハマ風を受けて快走
「横浜マラソン2023」が10月27日に行われ、パシフィコ横浜や横浜ランドマークなどMM21エリアを2万5542人のランナーが心地よいハマ風を受けて走破した。(ヨコハマ経済新聞) 【写真】浜風を受けて横浜マラソン アレックス・ラミレス家族も笑顔でゴール 競われる種目は、フルマラソン(42.195キロ)、ペアリレー(第1走者=20.4キロ・第2走者=21.8キロ)みなとみらい7kmラン(約7キロ)、車いすチャレンジ(約2.7キロ)、ファンラン・ファミリー(約2.7キロ)、ファンラン・中学生(約2.7キロ)の6種類。体力や経験から自分にふさわしいコースを選んで横浜市内の観光スポットや高速道路内(フルマラソンの場合のみ)を走れるためランナーの人気が高く参加者は増えている。 参加者2万8192人のうち、完走者数=2万3942人、完走率93.7パーセントとなった。 応援ランナーとして「みなとみらい7キロラン」に出場した俳優の谷原章介さんは、「(ゴールして)達成感がある。去年は肌寒い中での大会だったが今年はとても走りやすかった。タイムは昨年より落ち、膝の痛みも去年よりも1キロ程度前から痛くなったが、ランナーと友達になり一緒に走り仲良くゴールした。港町・横浜を走ると沿道の応援の多さに気がつく。横浜はとても走りやすい」と魅力を話す。 タレントの稲村亜美さんは「すごく楽しかったので自然に笑顔になれた。全国のマラソン大会に参加しているのですけど、横浜マラソンは特に雰囲気が外国的。おしゃれな雰囲気のあるマラソン大会だと思っている。来年以降も出場してみたいと」と来年への意欲をみせる。 家族でファンランに参加した、元DeNA監督のアレックス・ラミレスさんと妻の美保さんは「完走できて良かった。今年は初めて5歳の長女も参加して一人増えてちょっと心配もあったが、みんなやる気で良かった」「天気も良く景色を見ながら走れて楽しかった。たくさんの方が応援してくれてうれしかった。一番下の子どもが今2歳。この子が走れるまで挑戦したい」と連続参加を宣言した。 ファンラン・ファミリー、ファンラン・中学生、車いすチャレンジのスタート地点となるパシフィコ横浜前交差点には、5年ぶりにアンパンマン、ばいきんまん、ドンキちゃんも会場に現れてち子どもランナーを応援し会場を盛り上げた。 主催する横浜マラソン組織委員会は、来年度に行われる「横浜マラソン 2025(仮称)」の開催日を、2025(令和7)年10月26日(日曜日)と決定し発表している。 主な種目の優勝者の記録(ディザルト)は次の通り。フルマラソン・女子=川崎由理奈(2時間49分22秒)、フルマラソン・男子=藤原昴介(2時間21分9秒)、ペアリレー=松本啓明+原寛樹(2時間50分40秒)、みなとみらい7㎞ラン・女子=池本愛(24分47秒)、みなとみらい7㎞ラン・男子=福元翔輝(22分2秒)。
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