「医療的ケア児・者支援の日」にちなみ青色にライトアップされた岡山城

　「医療的ケア児・者支援の日」の18日夜、岡山市北区丸の内の岡山城がブルーにライトアップされた。日常的に人工呼吸器の装着やたんの吸引が必要なケア児と家族への応援の気持ちを示すとともに市民の理解を促す狙いで、支援に携わる市内の医療関係者が初めて企画した。 　当事者や家族が心穏やかに過ごせるようにと「癒やし」を連想させる青色を選んだ。午後6時ごろ、日没とともにライトが照射され、「烏城」の名で知られる黒い天守閣が青く染まり、夜空に浮かび上がった。 　「支援の日」は医療的ケア児支援法の施行日に合わせて制定されている。ライトアップは、市内の受け皿整備の在り方を協議する「医療的ケア児に関する医療連携事業コアメンバー会議」が手がけた。 　岡山県によると、県内で医療機関を受診しているケア児は昨年5月時点で約350人。