破砕機の製造工場「新居浜鉄工所」に潜入 「ライオンシュレッダー」はテレビや自転車、何でも砕く
焼入れを終えた刃は、再び「新居浜鉄工所」へ。最後に研磨機で100分の1ミリの精度で削っていく。規定の厚みにし、精度を保つため、2日間かけて慎重に作業する。
刃は丈夫なだけではなく、かみ合わせも重要だ。均一な隙間をつくるためには、極めて高い精度での作業が求められる。追求する精度は100分の1ミリ。時間をかけて少しずつ表面を削り、必要な個数をつくる。 こうして、美しく光り輝く刃が完成した。大迫力の「ライオンシュレッダー」だが、刃の製造は繊細そのものだった。
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