自転車事故の4分の1は高校生 ヘルメット着用率アップに動き出した高校生たち
■自ら着用の意味を理解してほしい 校則化は見送りに 議論の結果、自ら着用の意味を理解してほしいという思いから、今回は校則化を見送ることに。 今後、生徒会を中心にヘルメット着用の重要性を呼びかける方針となりました。 その一環として、さっそく4校の生徒会が行ったのは動画の制作。 日南市役所と協力してヘルメットの着用を呼びかける動画を撮影しました。 (動画撮影中の日南学園の生徒) 「だから、ヘルメットをかぶって、頭のけがを防ごうね」 また、この動画を作るにあたり、ヘルメットのメーカーも生徒たちの思いを受け、商品を貸し出しました。 (オージーケーカブト 小川裕輔さん) 「(高校生の)自主的な取り組みに感銘を受けたのと、まだまだ全国的に自転車のヘルメットの着用率というのは、5人に1人程度かぶっているくらいなので、そういったところで着用率が上がるように、そういった取り組みをされているというのに協力させてもらった」 ■メリットを伝えて、自主的にヘルメットをかぶる人が増えてくれれば 4校の生徒会メンバーが出演する動画は、12月、市役所の公式YouTubeにアップされ、各学校でも活用することになっています。 (日南高校生徒会長 内田幹太さん) 「ヘルメットをかぶるメリットを伝えて、自主的にヘルメットをかぶる人が増えてくれればいいのかなと思っている」 (福島高校生徒会長 森田七海さん) 「この動画をきっかけに、少しでもヘルメット着用について意識していただけたらうれしいなと思う」 事故による被害を少しでも抑えるために。 若い世代からヘルメットの着用が広がっていきそうです。 【参考】 参加した4校の中で多いところでは7割の生徒が自転車で登下校。 宮崎市内の高校では校則化をしている学校もある。 ※MRTテレビ「Check!」10月25日(金)放送分から
宮崎放送