巨人 阿部監督も期待の20歳、育成・平山功太「1軍で1番を打てるように」 現状維持でサイン
巨人の契約更改が1日、大手町の球団事務所で始まった。育成の平山功太外野手(20)は、現状維持の400万円でサインした。(金額は推定) 今季は主に3軍で鍛錬を積み、2軍戦にも3試合出場。プロ初安打も記録した成長株だ。更改では球団から「支配下に向けて野手の中だったら一番上の方だから、来年どうにか一軍の戦力になれるように」と背中を押されたと言い、春先に右足首の捻挫で2カ月実戦から離れた悔しさを糧に、来季に向けて「ウインター・リーグに行くことも決まっているので、体作りして来年に臨めたらいいです」と前を向いた。 川崎市のジャイアンツ球場で行われている秋季練習では、1軍メンバーに混ざって阿部監督からも直接指導を受けている。「教えて頂けるというのはすごくうれしいことなんで、来年少しでも力になれるように頑張りたいなと思います」と目を輝かせる20歳は、「あと10日ぐらいあるんで、バッティングのことだったら逆方向に飛ばす秘訣というのを少し聞いてみたいなと思います」と前を向く。 プロ2年目の来季に向けて「来年はまず支配下登録というのを勝ち取って、一軍で1番バッターを打てるように頑張りたいなと思います」と決意を語った。