「これがレアル・マドリーだ!」CL決勝進出の立役者となったビニシウスがMOM選出
レアル・マドリーは8日、ホームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦でバイエルンと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。2試合合計4-3とし、2シーズンぶりの決勝進出。UEFAによるプレイヤー・オブ・ザ・マッチには、2ゴールに絡んだFWビニシウス・ジュニオールが選出された。 【動画】出待ちの日本人女性にモドリッチが笑顔で歩み寄って握手…本人感激「本当にやばい!!!」 4月30日に敵地で開催された第1戦は2-2。ビニシウスは0-1で迎えた後半43分、左45度から右足でミドルシュートを放つと、GKマヌエル・ノイアーに弾かれたボールをFWホセルが押し込み、同点弾を演出した。同アディショナルタイム1には右CKからのクロスをペナルティエリア左角付近で拾い、右足でゴール前へ。そのこぼれ球をつないだ流れからDFアントニオ・リュディガーの折り返しにホセルが合わせ、劇的な逆転ゴールを挙げた。 UEFAのテクニカル・オブザーバー・パネルはビニシウスについて「彼のダイレクトプレーは常に脅威であり、マドリーに勝利を確信させた。彼の試合へのアプローチは伝染し、数多くの1対1の状況がホームチームにとって極めて重要な最初のゴールを生み出すのに貢献した」と称賛している。 ビニシウスは『モビスター』のインタビューで「これがレアル・マドリーだ! 僕たちはいつも、いつも信じている。このチームのために、このスタジアムで、そして何度もプレーできるのは本当に魔法のようだ。これはほんの一例にすぎない。僕らは常に自分たちを信じている。何があろうと、勝てると分かっているんだ」と語った。