三重・松阪の風景、祭りなど4分に 和太鼓の響座いなせ組 PV制作し市に寄贈
三重県松阪市ブランド大使で演奏者の「和太鼓hitomi」=本名・松本仁美=さん(27)が所属する和太鼓グループ・響座いなせ組は4日、松阪市に観光プロモーション用のオリジナル映像(最長4分)を寄贈した。同日午前11時半から市役所で寄贈式典があり、映像を初めて見た竹上真人市長は「ぜひ活用させていただきます」を謝意を述べた。 映像はコロナ禍により、イベント出演がなくなった時期、同グループが「何に向かって練習したらいいのか」と自問する中で、2021(令和3)年ごろから撮影していた素材を中心に構成した。オリジナル曲・流鏑馬(やぶさめ)に乗せて、松坂城跡や御城番屋敷などの松阪の風景や祭り22点、特産品など3点を紹介した。全編4分で、別に30秒、5秒の作品もある。 映像は響座が「プロモーションビデオ」として活用し、市にも無償で寄贈。市では、伊勢自動車道安濃サービスエリアでの電子公告やホームページで利用していく。 式典に川崎静流リーダー(16)=大口町=らと出席した和太鼓hitomiさんは、「松阪市で活動しているチーム。地元に愛されたいし、地元を愛していきたい。市外、県外、海外の人にも松阪の良さを知ってもらいたい」と話した。