「猫が落とした食器」をひたすら直していくパズルゲーム『Mizi NO!』の体験版が配信開始。少し困った「猫あるある」に焦点を当てたユニークな作品に
デベロッパーのDU&Iは1月12日、猫にちなんだ2Dのパズルゲーム『Mizi NO!』の体験版を配信開始しした。 本作の対応プラットフォームはPC(Steam)となっている。 『Mizi NO!』は愛猫が棚から落としたグラスや食器を再生させる2Dのパズルゲームだ。猫といえば愛らしいことは間違いないが、本作では机や棚の上にある物を落としてしまう「少し困った“あるある”」に焦点を当てた作品となっている。 ゲームプレイはシンプルで、破片を左クリックによるドラッグ&ドロップで移動させ、右クリックで90度回転させる操作で食器を元の形に配置すること。かなりオールドスクールだが、ステージが進めば案外歯ごたえを感じる難度に仕上がっている。 また、アートワークは平面的なグラフィックでありながら色彩の濃淡やスプレーのような筆致、画用紙のようなテクスチャを駆使して作りこまれており、キュートな猫に限らず視覚的な魅力に富んだ作品となっているだろう。 体験版では制限されているが、製品版では20個のパズルが収録されており、ストアページによるとパズルや本作の落ち着いた曲調の楽曲などは「リラックス」効果に期待されている。 本作を手掛けるDU&Iは、ドイツのミュンヘンを拠点とするふたり組のゲーム開発チームだ。これまでにグリッド上の枠に奇妙な形の猫を当てはめるパズルゲーム『Cats Organized Neatly』や日本の漢字の基本を学べるアプリ『Kanji Memo』、いわゆる“ローファイガール”を彷彿とさせるデスクトップアプリ『Virtual Cottage』などを手掛けており、他社作品に関するクライアントワークもチームで取り組んでいるそうだ。 全ての作品がビデオゲームではないいっぽう、各作品のグラフィックなどには共通して落ち着いた雰囲気の作風が見受けられる。なかでも『Cats Organized Neatly』に関しては日本語にも対応しているため、猫を愛好している方はぜひ同作もあわせてチェックしよう。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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