ベッキーさん(39)「私はダメな母親?」「心が壊れそう」予想外だった壮絶すぎる産後|STORY
今年3月、40歳になるベッキーさん。芸能生活25周年も迎えたいま、仕事に思うこと、結婚生活や子育てで感じていることとは? 第一子の出産はちょうど新型コロナ流行の真っ只中、思いもよらない毎日をベッキーさんは過ごすことになってしまったそうです。思い出すと今でも胸が潰れそうになる子育てエピソードを語っていただきました。 【写真あり】スタッフも“惚れ惚れ”するスタイル...ベッキーさん(39)
ベッキーさんprofile 1984年3月6日生まれ。神奈川県出身。14歳でデビューしバラエティやトーク番組、雑誌などで人気に。現在はタレント活動の傍ら、洋服のデザインや絵画、スキンケアブランドのプロデュースなど多方面に活躍中。2月11日には一夜限りのアコースティックライブを開催予定。2019年に元プロ野球選手の片岡保幸さんと結婚。2歳3歳の女の子のママ。
「子育て大変!」って聞くけれど、まさかこれほどと思わなかった
2020年に娘が生まれました。子育ては大変…とよく聞くフレーズだったけれど、私はオムツ替えとかミルクとか、やるべきことが増えるだけって思っていたんです。まさか、こんなに心が削られて、割られるような思いをするとは思いもしませんでした。とにかく泣く、全然泣き止まない。抱っこするだけでなく、ずっと揺らしていないといけないので、本気で24時間ほぼずっとバランスボールに乗ってました。 ましてや、コロナ禍が始まったばかりのころで、誰にも会ってはいけないし、全く誰も頼れない状況でした。もともと人に頼ること自体いけないことだと思っていたし、全部自分でやらなきゃダメって思っていたんです。子どもと一緒に私も毎日泣き続けていて、今思うと、あの時私自身、心が壊れかけていたんだと思います。
周りは楽しそうにキラキラ…なんで私だけ?
「なんでうちの子ずっと泣くの?」と誰かに相談しても、「おっぱいあげたら寝るじゃん」って言われてしまう。おっぱいあげてもミルクあげても寝ないのにどうしたらいいの?って思っている時に、「子育てサイコー!」なんて聞いても、私は全然そう思わないし、苦しんでる。…っていうことは、私はダメな母親なんだって、どんどん自分を責め続けていました。 子どもと離れちゃダメだし、リフレッシュは悪だし、相談センターに電話してベッキーってバレたらどうしよう…とかそんなことまで考えて、とにかく抱え込んでいたんです。「俺が抱っこするよ」と言ってくれる夫すら頼ることができなかった。夫は夫で、(出産っていう幸せなイベントがあったのに、なんでベッキーは泣いてるの?)って思ってたし、あの頃は正直家に帰りづらかったみたい。同じような経験したママが周りにいなくて、参考書がなさすぎましたね。ママもパパも1年目、なんにもわからなかったんです。