札幌もパンにコーヒー7月値上げ 一方、お安くなっているものも…工夫で乗り切る暑さと物価高
STVニュース北海道
わたしたちのくらしに値上げの波です。 今月(2024年7月)も原材料価格の高騰などを背景に、パンやお菓子などが値上げとなります。 一方でいま、順調に生育している“夏野菜”がおすすめです。 札幌市内のスーパーです。 今月も値上げが止まりません。 (百瀬記者)「今月の値上げは400品目を超え、中にはパン製品も含まれています」 山崎製パンは、レーズンやチョコレートを使ったパン12品を平均7.2%値上げ。 ポップコーンなどのスナック類も、店頭での想定価格で順次7~16%程度上がります。 朝の目覚めに欠かせない人もいるのではないでしょうか。 UCC上島珈琲は20~30%程度、実質店頭価格が上昇する見込みです。 背景にあるのが、天候不順による原材料価格の高騰や止まらない円安などです。 調査会社によりますと、今月411品目が値上がりするということです。 その一方で、家計の味方になってくれそうなのがー (八百丸 山口鉄平さん)「推しで売っている商品としてはまずこちら、トマト1パックLサイズ3玉入って214円。こちら北海道のむかわ産のミズナ、葉モノも安くなってきています」 今が旬の夏野菜です。 こちらの店では、先月(6月)と比較してトマトが100円ほど、キュウリが70円ほど安くなっているといいます。 温暖な天候で順調に生育したことに加え、本州産と道産が同時に市場に出回ったことで、品揃えが豊富で買い求めやすい価格となっています。 (客)「すごく安いです。安くてなおかつ今食べ時というのが伝わる」 (客)「全体的に上がっているからね、いろんなものが」 (客)「上がっても不思議じゃないなと思っていますけど」 (客)「だからこういう所を利用するんです」 (八百丸 山口鉄平さん)「夏野菜が安いというところなので、これからどんどん気温も高くなって火を使わない料理とかが多いと思うので、1、2カ月夏野菜を楽しんでもらえたらとは思っています」 くらしに欠かせない商品の止まらない値上げ。 厳しい夏の暑さを乗り越えるためにも、旬の食材をおいしくお得に活用したいところです。