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　県酒造組合（佐久本学会長）は15日までに、今年の「泡盛川柳」の入賞作品を発表した。今年で5回目となった泡盛川柳には310人から774句の応募があった。 　最優秀賞に坂本義教さん（徳島県）の「AIの　数値化拒む　クース甕（かめ）」を選定した。賞品に5升の泡盛壷を贈呈する。優秀賞はペンネーム晴飲雨呑さん（三重県）の「眠りから　起きた『くーす』の　美味ゆるり」を選んだ。ユーモア賞はペンネーム波照間凛音さん（兵庫県）の「熟したか　もしもし甕よ　甕さんよ」を選んだ。 　酒造組合によると、今年は大リーグ大谷翔平選手、SDGs、「令和の米騒動」などの世相を反映した句がある一方、世代を超えて受け継がれる古酒甕に込めた「つながる力」や世界の安寧を願う句も多かった。　 （島袋良太）