【ONE FF】ジャパンキックの瀬戸睦雅がまたもKO勝ちでONE2連勝、通算10連勝をマーク
ONE Friday Fights 79 2024年9月13日(金)タイ・ルンピニースタジアム 【写真】フィニッシュの左フック、瀬戸の前進の筋肉が躍動する ▼キャッチウェイト(62.59kgトムエタイ 3分3R 〇瀬戸睦雅(ビクトリージム) [3R 1分20秒 KO]※左フック ×アルベウ・コヘイア・ダ・シウバ(ブラジル/Impakt MMA) 瀬戸睦雅は「睦雅」のリングネームでジャパンキックボクシング協会に所属。戦績は17勝(10KO)4敗2分で、2023年3月には同協会のライト級王者に。2024年3月のジャパンキックでパランラックにKO勝ち後、5月の『ONE Friday Fights 61』でONE初参戦。カビラン・ジェレバン(マレーシア)を2R 左フックからの右フック4連打でKO。初陣を飾っている。7月にはホームのジャパンキックでケンクーンに判定勝ち、WMOインターナショナル・スーパーライト級王座を手にした。現在9連勝中と勢いに乗っている。 対するコヘイアことブラジルのアルベウ・コヘイア・ダ・シウバ(Impakt MMA)は、MMA3勝4敗で、『ONE Warrior Series』では2019年2月にリト・アディワンに初回KO負け、同年8月にデイブ・バンギギに2R 一本負けして2連敗。2023年9月の前戦『WLF MMA 68』では、WFLムエタイ3連勝中だったワン・ワンリにムエタイルールで判定勝ちしている。 1R、にじり寄るように前へ出て行く瀬戸にコヘイアは下がりながら右ローを蹴る。右ストレートで前へ出来るコヘイアは、瀬戸の右ミドルをキャッチしての右ストレートで瀬戸を2度転倒させる。瀬戸も右ローを蹴り、コヘイアが前に出てくるところへ右フックを合わせようとするが空振り。ワンツーの連打で前へ出て来るコヘイアに瀬戸は左ハイを放つが転倒。 前へ出る瀬戸はジャブと右ロー、コヘイアはロープに詰まるとすぐに体勢を入れ替え左右ボディ、続いてワンツーの連打で瀬戸を下がらせる。右ローの蹴り合いとなり、コヘイアが瀬戸に組み付いてサバ折りしようとしたところで初回終了。 2R、コヘイアが前に出て放つワンツーがヒット。瀬戸も負けじと前へ出て右ヒジを打つ。続く左ヒジは相打ちに。ジャブの打ち合いはコヘイアの方が強いが、瀬戸の右ローにコヘイアは大きく反応する。右ローでコヘイアをコーナーへ詰めた瀬戸は右ストレートをクリーンヒット。コヘイアはクリンチでここは逃れる。 飛びヒザを放つコヘイアは首相撲からのヒザも繰り出す。前へ出る瀬戸。コヘイアは先の瀬戸のヒジでカットしたか、右目の上から流血がある。前へ出ていく瀬戸が圧をかけていくがヒットは奪えなかった。 3R、またも右ストレートをヒットさせたコヘイア、瀬戸の右ミドルをキャッチしての右ストレートで瀬戸を転倒させる。瀬戸は前へ出て左フック、右ローで攻めるがコヘイアは蹴り足を取って瀬戸を転倒させる。コヘイアが勢いに乗って来たかに見えたところで、瀬戸が打ち合いに行き左右フックを思い切り振り回す。コヘイアもこれに応じるが、アゴを捉えたのは瀬戸の左フック。崩れ落ちるコヘイア、瀬戸はマウスピースをリングに叩きつける。レフェリーが即座にストップし、瀬戸のKO勝ちとなった。 瀬戸はこれで10連勝、ONEでは2連勝を飾った。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【K-1】“番長”ジェロム・レ・バンナの電撃参戦が決定!無差別級トーナメント決勝ラウンド進出を懸けてK-Jeeと対戦=10・5大阪
- 【GLADIATOR】松嶋こよみと上久保周哉がLFAと契約! フェザー級T準決勝はダギースレンvs.ヅッキーニョス、パンvs.水野翔に
- 【ONE FF】武尊は第4試合、9・27『ONE Friday Fights 81』の試合順が発表され、日本人選手は前半4試合に
- 【PANCRASE】ストロー級王座戦・ソルト「気持ちでガンガン行ける」×藤野「全部出し切ってベルトを」、ウェルター級王座決定戦・押忍マン洸太「打撃戦が楽しみ」×佐藤生虎「スピードと瞬発力」=9月29日(日)立川
- 【K-1】バンナに続き“エロジマン”ことエロール・ジマーマンが14年ぶり出場、カリミアンvs.イストラテ因縁の対決も決定、谷川聖哉は秋山成勲からの刺客と対戦