パリ五輪日本選手団の尾県貢団長「無上の喜び」 2大会ぶりの壮行会開催
パリ五輪日本選手団の尾県貢団長は5日、東京都内で開かれた壮行会のあいさつで、選手が集結した結団式と壮行会が2大会ぶりに実現したことに「温かくお送りいただくことは無上の喜びです」と語った。 新型コロナウイルス禍だった前回の東京五輪前は、選手の大半がオンライン参加。大会の開催すら危ぶまれていただけに「4年前、私たちは暗闇の中にいました」と振り返りながら「アスリートはたくましく立ち向かいました」と言葉に力を込め、感謝を口にした。 連覇に挑む柔道男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)は壮行会後、「たくさんの声援をもらって、ここからまた頑張りたい」と表情を引き締めていた。