【死因は低体温症】タケノコ採りの70代女性死亡…寒暖の判別がつかなくなり自分でジャンパー脱いだ可能性 近くでクマの足跡見つかるも"死亡との関連なし" 北海道函館市
北海道函館市の山林へタケノコ採りに入り行方不明になっていた70代女性が5月29日、搬送先の病院で死亡が確認された事故で、司法解剖の結果、死因は低体温症だったことが新たに分かりました。 女性は26日に函館市大船町の山林に入り、一緒にいた友人が「集合時間を過ぎても戻ってこない」と通報。27日から警察や消防が捜索していました。 29日正午ごろ、入林した場所から約1キロ先でハンターが女性を発見。 女性は体の右側を下に横向きで倒れていて、ズボンや長靴は着用していましたが、上着は脱げていました。
救出後、函館市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。 31日行われた司法解剖の結果、女性の死因は低体温症だったことが分かりました。 警察によりますと、低体温症の症状で寒暖の判別がつかなくなり、自身でジャンパーを脱いだとみられるということです。 また女性から1メートルほど離れた場所にクマの足跡があり、右腕に傷がありましたが、警察は女性の死亡にクマは関わっていないと判断しています。
UHB 北海道文化放送
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