<アニメ1週間>動く実物大ガンダム 3年の歴史に幕 富野由悠季監督も感謝
1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。3月31日~4月6日は、横浜の動く実物大ガンダムが約3年の歴史に幕を下ろしたニュースなどが注目された。 【写真特集】動くガンダム“最後の起動実験” 夜空に1000機のドローン ラストシューティング、エアリアル フリーダムも 豪華イベントの写真を一挙公開
3月31日、高さ約18メートルの動く実物大ガンダムを設置する横浜・山下ふ頭のGUNDAM FACTORY YOKOHAMA(GFY)が同日をもって営業終了することを受けて、イベント「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA GRAND FINALE ~To the New Stage~」が開催された。GFYは、2020年12月19日のオープンから約175万人が来場するなど約3年3カ月にわたって愛され続けてきた。同施設と動く実物大ガンダムは解体され、今後の展開などは未定。
イベントには“ガンダムの生みの親”の富野由悠季監督や開発者が登場。取材に応じた富野監督は「こんなに素晴らしいものを見せていただけるとは、思っていなかったので、本当に夢のようでうれしいです……というのは、ほとんどウソです」と話しつつ「一つだけうれしいことがあるのは、子供たちが本当に喜んでくれて、こういうものを自分たちも追いかけるぞ!という顔を見せてもらった。そういう会場を設けてくれたことは、本当にうれしいと思います」と語った。
31日、板垣恵介さんの格闘マンガ「刃牙」シリーズの第4部「刃牙道」がアニメ化されることが分かった。「刃牙道」は、2014~18年に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載されたマンガで、“地上最強の親子喧嘩(げんか)”が幕を閉じ、刃牙をはじめ、歴戦のファイターたちが耐え難い退屈に襲われる一方、その裏では東京スカイツリーの地下364メートル、剣豪・宮本武蔵を現代によみがえらせるという計画が進む……という展開。
31日、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「シャングリラ・フロンティア」の第2期が制作され、MBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”で10月から連続2クールで放送されることが分かった。