濃淡のピンクと白い花々、華やかに 500万本のコスモス、岩槻で見頃 今年は台風で被害も…植え直し、大ぶりの花咲く 摘み取りは「花のある限り、いつでも」 11月には地元野菜の収穫体験や販売も
さいたま市岩槻区鹿室(かなむろ)で、約3ヘクタールの休耕田に植えられた500万本のコスモスが見頃となった。畑に濃淡のピンクと白い花々が揺れ、華やいでいる。 広大コスモス畑、見頃を迎える
開始から20年以上となる、鹿室農家組合親睦会によるイベント「コスモスのさんぽ路」も始まった。そろった丈で咲く大ぶりの花と、しっかりした茎が鹿室コスモスの特徴。今年は台風10号の被害で植え直したという。摘み取りは「花のある限り、いつでもどうぞ」と同会会長の加藤勝征さん(80)は、ほほ笑む。 同所では11月2~4日、地元野菜の収穫体験や販売を実施。同3日には、生演奏の音楽に合わせて、えとの「竜」をモチーフにした野外華道ライブも行う。 問い合わせは、加藤さん(電話090・8853・4181)へ。