聖光学院が2回戦へ 二松学舎大付に快勝 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会は第2日の20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、4年ぶり6回目出場の聖光学院(福島)が7年ぶり6回目出場の二松学舎大付(東京)に9-3で勝利し、前回出場した第90回大会(2018年)に続いて初戦を突破した。聖光学院は第7日(25日)第1試合の2回戦で、近江(滋賀)と対戦する。 【熱戦を写真特集で】聖光学院vs二松学舎大付 ◇五回に一挙6点の猛攻 聖光学院が集中打を見せた。一回に山浅、安田の連続適時打などで3点を先取。五回は佐山の2点二塁打など5安打を集め、打者一巡の猛攻で一挙6点を奪った。右腕・佐山は球数が少なく打たせて取り、3失点で完投。二松学舎大付は先発の布施が一回の押し出し四球を含め、五回途中で6四死球と制球が定まらなかった。 ◇聖光学院・斎藤智也監督 四球やミスをもらってうまく流れがつながった。(五回に)佐山が貴重なタイムリーをしぶとく打ってくれた。よく守り、佐山が緩急をつけて粘り強く、制球重視の投球をしてくれた。 ◇二松学舎大付・市原勝人監督 (先発の布施は)一番厳しい立ち上がりになった。(理由は)気持ち的な部分。野手も含め落ち着かないまま試合が進んだ。打線も点差が開き淡泊になったが、凡打の内容は悪くない。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。