完成披露発表会で放映される山口フィナンシャルグループのブランドCM最新作＝20日、下関市竹崎町

　山口フィナンシャルグループ（YMFG）は20日、ブランドCMのシリーズ4作目を制作し、下関市竹崎町の同社で完成披露発表会を開いた。テーマは「じぶんの人生から出ていこう」で、地域で生きることを選び、挑戦する若者たちの成長物語を描く。来年1月1日から放映を始める。 　地域の酒造で新たな日本酒ブランド立ち上げを夢見るイノリと、担当行員としてともに実現に向けて動くユズ、2人の挑戦を支える先輩のストーリー。イノリ役を祷キララさん、ユズ役を青木柚さん、先輩役を高良健吾さんが演じる。同社などでロケを行い、社員60人以上がエキストラとして出演する。 　同社によると、地域の可能性や自身の選択に限界を設けることなく、世界を見つめる視野を持って挑戦を続けるという、過去編から一貫したメッセージをストーリー展開に合わせてさらに強く打ち出したという。 　CM完成に合わせて出演者がメッセージを寄せ、高良さんは「地域の可能性や、それを共に広げていくYMFGの頼もしさを感じていただければ」などと語った。 　同社は2022年から新たなブランドコミュニケーションを展開する一環で、ストーリーを通じて企業姿勢を伝えるCMの制作を続けている。