大規模倉庫で消防訓練 はしご車で逃げ遅れ救助など確認 広島
9日に始まった秋の火災予防運動に合わせ、広島市佐伯区の大規模倉庫で11日、消防訓練が行われました。 「火事です避難して!(警報音)」 訓練は安芸灘を震源とする強い地震が発生し、火災が起こった食品輸送会社の冷蔵倉庫に人が取り残された想定で行われました。 職員や消防隊員ら約140人が参加し、初期消火や避難誘導、はしご車を使って逃げ遅れた人の救助などを確認しました。 広島市佐伯消防署予防課長 吉川寛之消防司令長「消防設備の確認であるとか消防訓練を実施していただくということは大切に感じております。火災のない明るい年末年始を迎えていただければと考えております」 広島市消防局管内では今年212件の火災が発生しています。 これからの季節は空気の乾燥が続くため特に火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。