【捨てないで! うどの皮活用レシピ】 香り広がる「うどの卵とじのっけ丼」 白だしで食材の色が活きた美しい丼に
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.224 うどの卵とじのっけ丼
うどの皮が余ったので、さて、きんぴらでも作ろうかなと思ったのですが、あ、そうだ卵とじ丼にしてみようと思い立ち、作ってみました。 うどの皮ってなんとなくゴボウっぽいところがあるので、卵とじ、合うはず! ほんとは、かき揚げにしようかと思ったのですが、最近、「親子鍋」というどんぶり専用の鍋を手に入れたので、どんぶりに。すーっと美しくごはんにのせることができるので、おすすめです。 ■材料(1人分) ・うどの皮:30g ・玉ねぎ:1/8個 ・豚コマ切れ肉:50g ・卵:1と1/2個 ・白だし:大さじ1 ・水:大さじ3 ・ごはん:適量 ■作り方 (1) うどはサッと酢水にさらし、3センチの長さの千切りにする。玉ねぎは薄切りにする。 (2) 小さめの鍋に水と白だしを入れて中火で熱し、沸騰したら豚肉を入れて箸でほぐし、肉の色が変わったら、うどと玉ねぎを加え、蓋をして2分ほど煮る。 (3) 溶き卵の2/3量を流し入れ、ひと混ぜして蓋をし、さらに2分ほど加熱したら残りの溶き卵を加えて蓋をして、1分蒸らしたらできあがり。 今日はうどの色を活かしたかったので白だしを使いましたが、なければ麺つゆでOKです。 昨日の白央さんのあげ麩、この卵丼に入れたらおいしそうですね。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ