アイドルが表紙を飾ったファッション誌

　コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長が、10万点を超える所蔵品から誌上公開！ 【写真】大崎潔／株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長 写写丸（以下、写）　今回は華々しいですね！ 大崎　アイドルが表紙になった女性ファッション誌を集めてみました。 写　上段左から、夏目雅子さん、松田聖子、浅香唯。中段は左から国生さゆり、斉藤由貴、工藤静香。下段は左から菊池桃子、早見優、小泉今日子、南野陽子ですね。豪華だなあ。 大崎　夏目さんの「JJ」がいちばん古くて1977年。あとは1980年代から1990年代です。 写　アイドルがこういうファッション誌の表紙になることって多かったんですか？ 大崎　いえ、基本的には専属モデルさんの仕事ですからね。私がやっているラジオ番組に早見さんがゲストでいらしたことがありました。収録後、アイドル時代に嬉しかったことはなんですかと聞いたら「いろいろありましたが、ファッション誌の表紙になれたことは特に嬉しかったです」と答えてくれました。 写　意外な答えですね。 大崎　女性向けの雑誌は、女性の憧れの対象でないと出られませんからね。写真をよく見ると、アイドルらしさがなく、キリッとしたモデルらしい印象です。彼女たちの新たな一面を見られる貴重な一冊ですよ。 おおさききよし 1961年生まれ　株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』（NACK5）など多数のラジオパーソナリティを務める 写真・梅基展央