大根仁監督が明かす流行語大賞「もうええでしょう」秘話 ピエール瀧は「言い過ぎだろ」
映画監督の大根仁氏(55)が2日、都内で行われた「現代用語の基礎知識」選「2024ユーキャン新語・流行語大賞」発表・表彰式に登壇した。 大根監督が脚本、監督を務めたNetflixシリーズドラマ「地面師たち」内で、俳優のピエール瀧が放った「もうええでしょう」というセリフがトップ10入りした。大根監督は「本来であれば『もうええでしょう』というセリフを発したピエール瀧さんがこの場に登壇したほうがいいんじゃないかと思いまして、行きましょうよと伝えたんですけど…瀧さんは奥ゆかしいものがあると言いますか。『自分はセリフを言っただけ。あのセリフを考えたのは、脚本を書いたのはあんたなんだから』という風に言われました」と言及した。 ドラマ内で「もうえええでしょう」をピエールが何度も発していたが「瀧さんが『言い過ぎだろ』って。別のセリフに変えてくれないかって言ってたぐらい、僕らとしては本当に無意識で…こういった結果に結びついて、ドラマがヒットいたしまして、ありがとうございます」と撮影の裏話も明かした。 また、年間大賞を受賞した「ふてほど」にちなみ「こっちの方が社会的に不適切な内容だったんじゃないかってくらい、物騒なものを作ったんだなっておもいました」と語った。
東スポWEB