米野球雑誌が選ぶ新人王はヤンキース・ヒル&パイレーツ・スキーンズ 2桁勝利投手2人が選出
米野球雑誌「ベースボール・ダイジェスト」が7日(日本時間8日)、同誌が選ぶ今季の新人王を発表。ア・リーグはヤンキースのルイス・ヒル投手(26)、ナ・リーグはパイレーツのポール・スキンーズ投手(22)が選ばれた。 ヒルはコールが春先に右肘を痛め、開幕に間に合わないことが判明すると、先発ローテーションの座をつかみ今季29試合に先発し、15勝7敗、防御率3・50の成績を残した。ドジャースとのワールドシリーズでも第4戦に先発し、5回途中4失点だった。 ルイジアナ州立大出身のスキーンズは23年のMLBドラフト1巡目(全体1位)でパイレーツに入団。1年目の今季は5月に昇格すると、23試合に先発し11勝3敗、防御率1・96。オールスターにも選出された。 100マイルを超す速球を武器に「怪物新人」と注目され、6月にはドジャース・大谷翔平と初対決。第1打席は大谷が3球三振を喫したが、第2打席で100・1マイル(約161・1キロ)の剛球を打ち砕き、本塁打とした。 同誌は昨年の新人王にガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)、コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)を選出。両選手は大リーグ機構(MLB)の最優秀新人に輝いた。