武尊がスーパーレックに判定負け。「僕ができる限界はここまで。これ以上、僕は体を作れません」【ONE】
K-1 WORLD GP 3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)が「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(1月28日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPVにて国内独占生中継)で行われた「ONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチ」で王者スーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)に挑戦した。試合は3-0の判定でスーパーレックが勝利を収めた。武尊は今回がONEデビュー戦だった。 武尊は試合後のインタビューで「僕ができる限界はここまでです。これ以上、僕は体を作れません」と言葉を振り絞った。試合後の会見にはケガの治療のため姿を見せなかったため、今後の動向に注目が集まることとなった。 1R、スーパーレックが右ロー、武尊が左ロー。互いの蹴りのたびに大きな声援が巻き起こる。スーパーレックの右ローに武尊は左ハイ。スーパーレックがワンツーから右カーフ。武尊は左インロー、スーパーレックが右ローを返す。スーパーレックは右ロー、右ミドル。スーパーレックは左ジャブから右ミドル。武尊が前に出てパンチを放つがスーパーレックは右ロー。武尊は立て続けにローを食らう。終了間際にパンチで前に出るスーパーレック。
2R、前に出て右ロー、右ストレートのスーパーレック。武尊も左前蹴り、右ロー。スーパーレックの右ハイ、右ロー。武尊は前に出て左右のボディー、右フック、右ストレート。スーパーレックは右ローを返す。それでも前に出てパンチの連打、そして右カーフ。スーパーレックもローを効かされる。スーパーレックはヒザ。武尊は前に出て終了間際、コーナーに詰めてパンチの連打。スーパーレックは寸ででかわす。 3R、スーパーレックが右ロー。武尊も左ジャブから右ロー。スーパーレックの右ローから圧をかけるが、圧をかけ返す武尊。コーナーに詰めて左右のボディーのラッシュ。ガードを固め逃げるスーパーレック。しかしそれでもスーパーレックは右ロー、そして左ジャブ。なおも圧をかける武尊。 4R、スーパーレックは左ミドルも武尊は圧をかけ続ける。そして左ミドル。スーパーレックは下がりながら右ロー、武尊は左ミドルからボディーを連打。ボディーを嫌がるスーパーレック。それでも右ストレートのスーパーレック。武尊は左ミドル、左ジャブ。笑いながら圧をかける。スーパーレックは下がりながらも強烈な右ロー、ヒザをボディーに。それでも前に出る武尊は圧をかけて左ハイ。