ファン感謝イベントに臨んだ赤堀元之監督（右）や選手たち＝静岡市清水区

　プロ野球2軍ウエスタン・リーグのくふうハヤテベンチャーズ静岡は23日、静岡市清水区でファン感謝イベントを実施した。結成1年目のシーズンを終えた選手が来場者約300人と交流して楽しませた。 　ユニホーム姿で登場した選手はトークショーや室内でのサイン会などでファンと親睦を深めた。赤堀元之監督（54）は「ゼロからのスタートの中で、よく戦ったと思う。選手たちが上を目指そうと取り組んでくれてうれしかった」と今季を回想した。 　ドラフト会議で阪神タイガースに育成3位指名を受けた早川太貴投手（24）は「結果が出ない時も、ファンの皆さんに支えられて、やりきることができた。チームは変わるが、今後も応援していただけたら」とあいさつ。多くのファンにサインを書き、写真撮影にも応じて感謝を込めた。 　藤枝市から家族と訪れた花村結人さん（5）は選手から手ほどきを受けてボール投げのゲームに参加。今季は数試合を観戦し、野球の楽しさを実感しているといい、「来年も見に行きたい。たくさん勝ってほしい」と目を輝かせた。