「第65回 輝く！日本レコード大賞」の記者会見が行われ、JO1、緑黄色社会ら8組のアーティストが登壇した

12月30日(土)に放送される「第65回 輝く！日本レコード大賞」(昼5:30-夜10:00、TBS系)の記者会見が12月4日にTBSにて行われ、「新人賞」の木村徹二、FRUITS ZIPPER、僕が見たかった青空、LIL LEAGUE、「優秀作品賞」の市川由紀乃、imase、JO1、緑黄色社会が登壇。受賞を聞いた際の心境や当日楽しみにしているアーティスト、意気込みなどを語った。 【写真】各々の個性が光るJO1のフォーマルなブラックスーツ姿 ■東京・新国立劇場より4時間半の生放送 年末恒例の同番組では、「優秀作品賞」「最優秀歌唱賞」「特別賞」「特別国際音楽賞」「作曲賞・作詩賞・編曲賞」「新人賞」など、各賞の受賞の様子とアーティストのパフォーマンスを東京・渋谷の新国立劇場より4時間半の生放送で送る。 総合司会は、今年で12年連続の安住紳一郎アナと、初司会となる川口春奈。ナレーションはジョン・カビラに決定している。 ■「新人賞」組は、それぞれが初々しい思いを口にし… 「受賞したときの心境」について、木村は、「去年までアルバイトをしながら活動してきたので、なかなかこう状況がガラッと変わったのが信じられないような気持ちもありながら、すごくうれしい気持ちと、驚きの気持ちです」とコメント。 FRUITS ZIPPERは、受賞の話を全員そろって同じ場所で聞いたといい、「社長からすごい剣幕で電話があったので、これは何か起きてしまったのかなと悪い方に考えてしまったんですけど、ドキドキしながら待っていたら、社長の口から『日本レコード大賞』の新人賞を受賞したという、本当におめでたいお知らせをいただいて、みんなで大号泣しました」と当時を振り返った。 僕が見たかった青空は、「私たちは今年8月30日にデビューしたばかりで、まさかこのような一生に一度の賞をいただくことができるなんて思ってもいなかったので驚きました。応援してくださる方々や支えてくださる方々がいてくださったからこそいただけた賞だと思うので、すごく感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の思いを口にした。 LIL LEAGUEは、「松屋で牛丼を食べていたときに声が掛かりまして、そこから事務所に移動して、会議室に呼ばれ…」と当時の状況を振り返る。続けて、「自分たちも今年の1月11日にデビューさせていただいたばかりで、下が14歳上が19歳と年齢的にも経験的にもまだまだ未熟なグループではあるのですが、今回のような新人賞という素晴らしい賞をいただいて、本当に恐縮な気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです」と謙遜しながらも笑顔を見せた。 ■緑黄色社会、念願の受賞に「時が止まったような感じがしました」 緑黄色社会の長屋晴子は、「お話を聞いたときはちょうどリモートの会議をしているときだったんですけど、リモートの電波が悪くなったのか、驚きすぎたのか、本当に時が止まったような感じがしました。『サマータイムシンデレラ』は、メンバースタッフ一丸となって、何度も何度も悩みながら一緒に作ったものだったので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びをかみ締めた。 JO1は、與那城奨が「僕たちも松屋で11人でご飯を食べていて…」と話し出すと、メンバーが口々に「絶対うそです」と訂正。ちゃかし合いながらも「すみません、そんなことはないんですけど(笑)、僕たちも11人で仕事をしているときにこのお話を聞いて、みんなで喜びました。本番のパフォーマンスをぶちかましたいなと思っております」と気合十分。 imaseは、「本当にうれしく、そして光栄に思いました。やはりこの賞は、僕だけの力ではなく、エンジニアの方でしたりプロデューサーの方でしたり、いろいろなスタッフの方、そして聴いていただいたファンの方のおかげでいただけた賞だと思うので、本当にうれしく思います。ありがとうございます」と真摯にコメント。 2019年の「第61回 輝く！日本レコード大賞」で「最優秀歌唱賞」を受賞し、今回は「優秀作品賞」受賞となった市川は、「三重県でのコンサートを終えた帰りの新幹線のデッキで、電話で報告を受けまして、涙がひたすら流れました。続けていくことの大切さだったり、頑張ってきてよかったなという神様からのご褒美をいただけたような、そんな感謝の思いでいっぱいになりました」としみじみと語った。 ■気合十分のJO1「最高なパフォーマンスをしたい」 「『大賞』をもし獲ることができたら誰にその喜びを伝えたいか」という質問が飛ぶと、JO1の白岩瑠姫は、「一番に伝えたいのは、事務所の社長とマネジャーさんとスタッフさん。会場で会社の皆さんに伝えたいです。4年間一緒に歩んできたので、みんなで喜びたいです」と瞳を輝かせる。 また、「『レコード大賞』に抱いていたイメージ」について、JO1の河野純喜は「カマす場所」と回答。そして、「受賞楽曲が自分にとってどんな楽曲になっているか」との質問には、「『Trigger』は僕たちの楽曲の中でも一番強くて、自分たちが表現したいことが山積みな楽曲だなと思うので、しっかり準備して、みんなで最高なパフォーマンスをしたいと思います」と答えた。 「当日のステージで楽しみにしているアーティスト」について、長屋は、「新しい学校のリーダーズさんは本当に楽しみにしていて、以前フェスでご一緒したときに近くでライブを見させていただいて、メンバー全員涙が出るほど感動した思い出があって。またあのパフォーマンスを見られると思うとすごく楽しみです」と期待に胸を膨らませる。 続いて、JO1の鶴房汐恩が、「Adoさんの『唱』です！一度僕たちもダンスカバーさせていただいたんですけど、すごく盛り上がる楽曲で、それを生で見られるんだとすごく楽しみでございます」と話すと、佐藤景瑚が「僕もいいですか？imaseくんです！」と鶴房の話し方をまねして元気よく回答し、会場の笑いを誘った。 それを受けたimaseは、「もちろん本当に豪華なアーティストの皆さんですごく楽しみですが、僕はもちろんJO1さん。同じステージで一緒に出演させていただける機会がありまして、そういったときにパフォーマンスを見させていただいて本当に刺激を受けていたので、当日も楽しみしています」と応じ、相思相愛な様子を見せた。 最後に、「ズバリ『大賞』を獲る自信のほどをお聞かせください」と問われると、長屋は、「結果は神のみぞ知るというところだとは思うのですが、やっぱり優秀作品賞をいただいたからには、てっぺんを狙いにいきたいと思います！頑張ります！」と高らかに宣言。 JO1の豆原一成も「自信しかありません！『お客さん、アーティストさん、そしてテレビの前の皆さん、楽しめよ』って感じで頑張りたいと思います！」と力強く意気込み、会見は終了した。