【阪神】セ・リーグ最速1万試合目を勝利で飾り今季最多の貯金「7」、先発・西勇輝がプロ通算120勝
◆JERAセ・リーグ 広島1―2阪神(23日・マツダ) 首位の阪神が接戦を制して4カード連続の勝ち越しを決め、今季最多の貯金7とした。セ・リーグ最速1万試合目となった一戦で、勝負強さを見せた。 先発の西勇は6回3安打無失点で2勝目を挙げ、プロ通算120勝をマーク。「野手のみんながいい守りをしてくれて自分も乗っていくことができました。梅野と話ながらランナーを出しても落ち着いて投げていけたと思います」と感謝した。4回1死まで一人の走者も出さないパーフェクト投球。その後ピンチを招いたが、点は与えなかった。 攻撃陣は大山が初回に2試合連続の先制適時打。ハッチの149キロ直球に詰まりながらも右前に落とした。しかし、その後は得点圏に走者を置いた場面で3打席連続凡退。チーム全体としても拙攻続きで2点目が遠い中、7回1死二、三塁で森下が中犠飛を放って貴重な追加点をたたき出した。「外野フライでも1点取れるケースだったので、ゾーンを上げて打ちにいきました。浮いた球をしっかりと打ちにいくことができましたし、追加点が取れて良かった」と振り返った。
報知新聞社