痛烈ゴロ飛びつき好捕、投手を救った 名東の桐田大輔選手
(30日、第106回全国高校野球選手権愛知大会1回戦、安城学園13―3名東) 名東の三塁手・桐田大輔選手(3年)が、チームの窮地で2度の好守を見せた。 【写真】第106回高校野球選手権愛知大会 名東―安城学園 試合終了直後、桐田大輔選手(右)が横地信太朗投手に駆け寄り、声をかける=2024年6月30日、刈谷、松本敏博撮影 同点に追いついた直後の三回、6点を奪われ、なおも2死満塁。三塁線への痛烈なゴロに飛びつき、アウトをもぎ取った。五回の守備では、三塁後方への邪飛を猛然と追って、後ろ向きで好捕した。 打っては不動の4番だが、2打席凡退に終わりバットでは貢献できなかった。「打撃でチームに勢いをつけたかった」と悔やんだ。五回コールドで敗れたものの、守備でチームをもり立てた。(松本敏博)
朝日新聞社