「自分の成長につなげて帰ってこられるように」アビスパ福岡の鶴野怜樹がJ2愛媛に期限付き移籍 元日本代表も飛躍した〝武者修行〟
J1アビスパ福岡は23日、FW鶴野怜樹(23)がJ2愛媛に期限付き移籍すると発表した。 ■福岡に味噌ラーメン店、金森が〝二刀流〟オープン【写真】 福岡大から2023年に入団した熊本県出身のストライカーは同年4月29日のホーム川崎戦でJ1リーグ初ゴールをマーク。2年目の今年は12試合に出場し無得点だった。決定力不足に課題を抱きつつも、徐々に正確なプレーを求められるプロの環境への適応力は深まった。 一方で度重なる故障に泣いた福岡大4年時を含めて近年は1年間を通して試合でプレーする機会がなく、「試合にフルで出たときの1週間のサイクル、習慣をつくりたい」と安定したパフォーマンスを発揮するために出場機会の増加を課題に挙げていた。 愛媛ではJ1広島に在籍していた元日本代表の川村拓夢(25)が19年から3年間期限付き移籍し、出場機会を獲得しながら成長。広島を経てザルツブルク(オーストリア)でプレーするまでに飛躍を遂げた。パリ五輪世代の年代別表候補合宿にも呼ばれたことのある鶴野も、武者修行を通じて飛躍を遂げる。 鶴野は福岡を通じて、以下の通りコメントした。 「2025シーズン、愛媛FCに期限付き移籍することになりました。2年間、熱い応援、サポートありがとうございました! この移籍を、必ず自分の成長につなげて、帰ってこられるように頑張ります。この2年間で学んだことを、愛媛FCで発揮してきます。これからも応援してもらえるとうれしいです」 ▼▼注目選手の去就は?今オフの契約状況【一覧】▼▼
西日本新聞社