劇的勝利のヤクルト 高津監督 サヨナラ弾の長岡 打率1割台で「打てなくても外せなかった」理由とは
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト10x-9DeNA(5日、神宮球場) 長岡秀樹選手のプロ初サヨナラ2ランホームランで両チーム合わせて11本塁打の乱打戦に競り勝ったヤクルト。高津臣吾監督が試合後の取材に応えました。 昨季からショートのレギュラーに定着し、今季もレギュラーとして連日スタメンに名を連ねていたものの、打率は1割台と不調だった長岡選手。 その起用の理由について高津監督は「打つ方は決していい状態ではなかったです。でも外さなかったのは、(山田)哲人がいなくて、塩見(泰隆)がいなくて、センターラインがなかなかしっかりしない時に彼がしっかり守ってくれるというところと、出塁であったり進塁であったり、相手の得点を防いで勝ったゲームが何試合もあるので、打てなくても外せなかったです」と語りました。 そんな中、この日の9回に放った逆転のサヨナラホームランについては「いろんなことがありすぎて、でも最後によく打ったことは間違いない。しっかり狙い球を絞って、強く遠くに打てるのは彼の持ち味で、彼のバッティングができたと思います」と称賛しました。
