"ジャニー氏が命名したジャニーズの象徴" 東山紀之の迷走でいよいよ宙に浮く『少年隊』の今後
旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の象徴的存在でもある、東山紀之(57)、錦織一清(58)、植草克秀(57)ら3人のユニット『少年隊』の存在が、いよいよ宙に浮いている。 【秘蔵画像】一体なぜ……? 東山がいない『少年隊』の意味深な写真 創業者ジャニー喜多川氏の性加害問題をうけて同社社長になった東山は、年内で芸能活動引退を表明したものの一転、予定していた新エージェント会社社長就任を辞退したと伝えられるなど”迷走”中。残る錦織&植草は’20年末に退所しており、メンバーはバラバラの状態だ。しかし、ジャニー氏肝いりのユニットだった『少年隊』は、解散も消滅もせずに名前は残り続けているという特例的存在になっている。とはいえ、活動予定があるわけでもない。それだけに、疑問の声も上がり始めている。 「性加害問題をうけ、旧ジャニーズ事務所は社名も変更し解体的出直しを始めている。にもかかわらず、渦中のジャニー氏が作り上げた少年隊だけが、よく分からない宙ぶらりん状態で”存続”したままでいるのは大丈夫なのか、という声が芸能界やテレビ業界から出ています。さらに東山が引退した後の少年隊はどうなるのか…という根本的な問題も含め、ユニットをめぐっては不明な点がいくつも浮かんでいます」(大手芸能プロ幹部) 少年隊は’82年結成。満を持して’85年12月にシングル『仮面舞踏会』でデビューするや、翌年には日本レコード大賞最優秀新人賞をゲットし、同年から『NHK紅白歌合戦』に8年連続出場するなど破竹の勢いで大ブレークした。 「錦織と植草の退所発表時、ジャニーズ事務所はユニットのことを《ジャニーが生み育てた少年隊》と異例の表現で記し、《メンバーの意向を尊重し、これからも所属グループとしてその名を残すことといたしました》とのコメントを出しました。さらに《殿堂入りに値するほどの実績》とまで持ち上げて、別格扱いを強調していたのが印象的でした」(スポーツ紙デスク) ジャニー氏も手塩にかけて育てた少年隊のことを「最高傑作」と称したと伝えられるなど、ジャニーズの中心として走り続けた。それだけになおさら「このままでいいのか」という見方が出るのは自然だ。