CIA、中国対策予算を倍増 中国外務省は反発
【北京共同】米中央情報局（CIA）のバーンズ長官は2日までに米外交専門誌フォーリン・アフェアーズ（電子版）に寄稿し、中国対策予算を2年間で2倍以上にしたと明らかにした。中国外務省の汪文斌副報道局長は2日の記者会見で「バーンズ氏は世界最大のスパイ組織の責任者だ」と反発し「中国は警戒を続け、米国の違法行為を阻止する」と述べた。 バーンズ氏は1月30日付の寄稿で「ロシアは当面最大の試練だが、中国はより大きい長期的な脅威だ」と指摘。中国に関する情報の収集や分析に注力し、中国語を話せる人材の登用や育成を進めているとした。
