水上恒司、『北斗の拳』ラオウの馬が好きすぎる「黒い自転車に“黒王”と名付けて乗っていた」
俳優の水上恒司が11月4日、都内で行われた映画「本心」公開直前バーチャルトークイベントに、池松壮亮、三吉彩花と共に出席。漫画「北斗の拳」に登場する馬“黒王”への熱い思いを語った。 【写真】“バーチャル水上恒司”を見てニヤける池松壮亮 ■映画「本心」とは 平野啓一郎氏の同名小説を映画化する本作の舞台は、現代からさらにデジタル化が進み、“リアル”と“バーチャル”の境界が曖昧になった少し先の将来。亡くなった母の“本心”を知るためにAIで彼女を蘇らせることを選択する青年・石川朔也と、彼を取り巻く人間の心と本質に迫る革新的なヒューマンミステリーとなっている。 ■「仮想空間上で会いたい人」や「リアルで会えてうれしかった人」を告白 「仮想空間上で会いたい人」や「リアルで会えてうれしかった人」についてトークする場面で、池松は「初めての映画デビューが12歳の頃なんですけど、その頃に『ラストサムライ』という映画に出まして、そこで渡辺謙さんと共演して色々教えてもらってすごい面倒を見てもらって、餃子を作ってくれたりして。そこから再会できていなかったんですけど、ついこの間、再会できました」と告白。「21年ぶりになるのかな。相変わらずすてきで、非常に自然体で、子どもに戻った気分でドギマギしてしまいました。『本心』を見ると言ってくれました」と振り返った。 次に三吉は「最近お見かけして個人的にすごくうれしかった方がニコール・キッドマンさん。たまたまパリでファッションショーのお仕事でお見かけした」と報告。続けて「私が3年前くらいにミュージカルをやりまして、その題材になったブロードウェイのミュージカルが配信プラットフォームでもやっていたんです。その時にニコール・キッドマンさんが出ていらっしゃって。『本物だ!』と思って、ドキドキドキドキずっとしていたという体験がありました」と打ち明けた。 そして水上は、仮想空間上で会いたい人について「『北斗の拳』のケンシロウという主人公がいるんですけど、ケンシロウのお兄ちゃんがラオウって言うんです。ラオウが乗っている馬、黒王を見てみたいです」とコメント。「僕、黒王が好きすぎて小学3年生の時に両親に買ってもらった黒い自転車に“黒王”と名付けて乗っていたくらい好きだったので、黒王にいつか会ってみたいなと思います」と目を輝かせていた。 ◆取材・文=山田健史