大手電力10社と大手都市ガス4社は26日、6月請求分（5月使用分）の電気・ガス料金を発表した。政府の補助金が半減した影響で、全社で前月より値上がりする。 　電気料金の値上がり幅は平均的な家庭で585～357円、ガスは185～140円。補助金減額の影響で、電気は400円前後、ガスは200円前後アップする。 　政府の補助金は5月請求分までは電気が1キロワット時あたり3.5円、都市ガスは1立方メートルあたり15円だったが、6月請求分はそれぞれ1.8円、7.5円に引き下げられた。補助金は6月請求分で終了する。（三浦惇平） ■６月請求分（５月使用分）の電気・都市ガス料金　※かっこ内は前月との差 北海道電力：９１１４円（３５７円） 東北電力：８４３６円（４００円） 東京電力：８５３８円（４０１円） 中部電力：８３４５円（３８２円） 北陸電力：７３５６円（３６８円） 関西電力：７１９６円（４４２円） 中国電力：８０６１円（４０３円） 四国電力：８１３５円（４１４円） 九州電力：７１０１円（４２５円） 沖縄電力：９０４７円（５８５円） 東京ガス：５８５６円（１８５円） 大阪ガス：６４０８円（１８４円） 東邦ガス：６６７８円（１７６円） 西部ガス：６５７７円（１４０円） ※各社の「平均的な家庭」の料金。前提となる使用量は各社によって異なる。国の補助などで値引きされている。